ゴルフスイングの連続写真を見るときに、最も注目すべき点がある。
それはどこか?
注目すべき箇所はどこか
一番注目すべきところ。
それは、「骨盤の動き」だ。
普通に連続写真を見ると、どうしても「腕」の動きに目がとらわれる。
一番大きく派手に動いているからだ。
そして、そこから得られるイメージは、腕を力いっぱい動かして、ボールをひっぱたいているようなイメージだ。
しかし、スイングの本当の動きは違う。
腕を力を込めて動かしているのではなく、背骨中心の回転を力いっぱい行っているのだ。
腕は、背骨中心の回転エネルギーによって動いているに過ぎない。
そして、背骨中心の回転を行うには、骨盤をしっかりと回す必要がある。
したがって、連続写真を見るときは、骨盤の動きをしっかりとみることが大事になるのだ。
骨盤の回転を感じ取る
テークバックで骨盤がどのような向きになっているか。
ダウンスイングを開始して、クラブが地面と水平になった時、どこを向いているか。
そして、インパクトのときに、どこを向いているか。
しっかりと見てみることだ。
そうすると、骨盤がしっかりと回転していることがよく感じ取れるはずだ。
骨盤の回転を感じ取ることができたら、その後に改めて腕の動きもみてみる。
骨盤の回転の動きと腕の動きがどのような関係になっているか。
すると、骨盤の回転が先行し、腕は遅れて動いている、ということがよくわかるはずだ。
腕だけ見ていては、このイメージは感じ取れない。
骨盤をしっかりとみることが大切なのだ。