ラウンド中、パッティングの距離感がなかなか合わない、と苦労することがある。
そんなときのために知っておくべき、グリーンの速さについての豆知識を述べる。
パッティングの距離感を狂わせるもの
パッティングの距離感は、まず何より、グリーンの速さを正しく掴んでおくことが基本となる。
そして、その作業は、唯一ラウンド前の練習グリーンでのみ行うことができる。
故に、ラウンド前の練習グリーンでのパッティング練習は必須である。
ここまでは当たり前の話だ。
しかし、ラウンド前にしっかりとパッティングの練習をし、グリーンの速さを体で感じたにも関わらず、パッティングの距離感が合わない場合がある。
それには、どのような理由が考えられるだろうか?
練習グリーンとコースのグリーンでは傾斜に違いがある、というようなものは、ごく当たり前の話として、これ以外にも、見落としがちな原因がある。
グリーンの状態に注意を払う
それは、グリーンの湿り具合だ。
今の時期に特に気を付けたいのが、早朝のラウンドの場合。
練習グリーンには朝露が降り、湿り気を帯びている場合がある。
その状態でパッティングすると、水滴のためにボールに抵抗が加わり、グリーンは重くなる。
さらに、芝のカスなどがボールについたりすることもあるのでなおさらだ。
その状態で、ラウンドするとどうなるかというと、スタートした直後の数ホールはコースのグリーンも湿った状態であるため練習グリーンと同じようなグリーンの速さなのだが、数ホールを過ぎてグリーンが乾き出すと、徐々にグリーンの速さは変わってくる。
乾くに連れて速くなっていくのだ。
これに気づかないでいると、徐々に距離感が合わなくなり、オーバーしてしまう。
そして、オーバーしだすと今度は加減して打つため、逆にショートする場面も出てくる。
こうなると、何を信じてよいかわからなくなり、結局ボロボロになってしまうのだ。
そんなときは、「乾いてきたから速くなってきた」と気づくだけで、だいぶ対処は変わってくるし、それなりに距離感を保つことができるのだ。
グリーンを観察する
また、距離感を狂わせるもう一つの原因としてあるのは、グリーンに砂がまかれている場合だ。
あまりないかもしれないが、練習グリーンもしくはコースのグリーンには、砂がまかれている場合がある。
そうした場合、まかれている砂の量が、練習グリーンとコースのグリーンで同じであれば、速さも変わらないのだが、異なる場合は当然、速さに違いが出る。
コースのグリーンの表面を触るとペナルティとなるため、ラウンド時には、グリーンの状態を目でしっかりと観察する必要がある。
ちょっとしたことかもしれないが、こういったことを知っておくと、パッティングの距離感をあわせる助けになるのだ。